IoT/M2Mクラウドサービス事業

1. サービス概要:M2MSTREAMとは

M2MSTREAMは、センサーやデバイスといったモノがインターネットを介してクラウドに接続され、モノを通じて収集されたデータをトリガーとして解析結果をリアルな世界にフィードバックするための仕組みであり、 遠隔地に設置された@シリアル通信機器の操作、Aセンサーデータの収集、B機器の電源操作(ON/OFF)を可能にするIoT/M2Mクラウドサービスです。

製品(モノ)を販売して利益を得るビジネスモデルから脱却し、製品から収集されるデータを活用して「製品の付加価値をサービスとして提供する(Product as a Service)」ビジネスモデルを実現するのに必要不可欠な仕組みを提供します。

◆ルール・アクション設定機能

ルール・アクション設定機能は、「ルール」がトリガーされたときに実行される「アクション」を指定するために使用されます。 「ルール」と「アクション」を設定することで、IoT製品やWEBサービスを連携させ、新しく便利な使い方ができるようにする機能です。

例えば、工事現場において、気象観測装置で計測・監視している値が警報基準値を超えた場合に、 現場や本社に設置された警報灯を動作させたり、防災担当者にメール通知するなど、 強風・大雨・熱中症などの発報を自動化することで、作業中断の指示の遅れによる事故発生を防止することができます。

警報灯といったハードウェア(デバイス)を遠隔操作・自動操作することができる点が特長です。

[IoTサービス概要図]


 @シリアル通信の場合、Web APIでクラウドサーバーにリクエストすると、指定したデバイスコント
  ローラーと接続したデバイスと通信することが可能です。
 Aセンサーデータの収集の場合、デバイスコントローラーと接続したセンサーから送信されたデータ
  が、コントロールパネルで指定したアプリケーション用サーバー(APサーバー)にHTTPSで送信
  することが可能です。
 B電源操作の場合、電源USBポートに接続した機器の電源をON/OFFすることが可能です。

M2MSTREAMは、データの配送を制御する「クラウドサーバー」、センサーやシリアル通信機器、カメラなどのデバイスと接続する「デバイスコントローラー」、システム別のアプリケーションを構築する「APサーバー」で構成します。

パソコンやスマホなどのクライアントから送られるリクエストデータは、APサーバー、クラウドサーバー、デバイスコントローラーを経由してデバイスに送られ、対応するレスポンスデータをシームレスにクライアントに返します。 デバイスを設置する場所に専用線やグローバルIPアドレス、DDNSは必要なく、インターネットが接続できる環境であれば利用することができます。

クラウドサーバーとデバイスコントローラーに流れる通信データは、独自のプロトコルによって暗号化され、安全に配送します。 また、通信は非同期で行われるので、クライアントからのリクエストに対するデバイスからのレスポンスの他に、センサーからのデータをクライアントに送信することもできます。

[IoTシステム構成図]


◆デバイスコントローラー

デバイス(センサーや各種機器)と接続して、デバイスとクラウドサーバーをシームレスに接続する通信機器です。
ハードウェア仕様
種類@有線タイプ
A無線(Wi-Fi)タイプ
 ※@Aの混在タイプはありません。
外部インターフェース@RS232C・・シリアル通信専用
AUSB・・カメラおよび電源制御機器用
※別途変換基板を製作することで様々なインターフェースのデバイスと通信することが可能です。
電源専用のACアダプターで、AC100Vからの給電
温度調整筐体内部が一定の温度に達するとファンが回り、温度を下げます。
ネットワーク仕様
インターネット接続インターネットとの接続にグローバルIPアドレスは不要で、
インターネットに接続できれば通信回線は問いません。
ポートLAN内に設置する場合、デバイスコントローラーからクラウドサーバーの指定ポートと通信できる必要があります。
※設置場所のLANにファイアウォールが設置されている場合、指定ポートを開ける必要があります(ポート番号は導入時に指定します)。
セキュリティ対策デバイスコントローラーは外部から一切接続が出来ません。pingにも応答しません。
通信データ仕様
プロトコルクラウドサーバーとの通信プロトコルは独自のプロトコルです。
暗号化通信データは暗号化(AES)されています。
データサイズ1パケットは1024バイトまで(可変長)。

[デバイスコントローラー]


◆AP(アプリケーション)サーバー

昨今、中堅・中小企業は、コスト/拡張性/使い易さの面から、自身の業界に特化したソフトウェアを求めており、大手ベンダーが提供するエンタープライズ向けプラットフォームから、特定分野向けSaaSソリューションに移行しています。
「APサーバー」は、ユーザー毎の要求に応じて、M2MSTREAMクラウドサービスを使った実際のアプリケーションシステムを構築するサーバーで、クラウドサーバーとHTTPS接続し、Web APIによってデバイスへの要求やレスポンスを制御します。
通信プロトコル/WEB API
通信方式全二重の双方向通信
非同期APからのリクエストに対するレスポンスは同期型ではありません。
※同期が必要な場合はAPおよびデバイスで対応。
 例)APからのリクエストデータにシーケンス番号を入れ、デバイス側が
   そのシーケンス番号を入れてAPにレスポンスする。
データの順番保証@デバイスコントローラーから送信されたデータの順番は保証されます(欠損は除く)。
データの順番保証AAPサーバーからクラウドサーバーを経由してデバイスコントローラーに送信されるデータの順番も保証されます(欠損は除く)。
WEB APIAPはM2MSTREAM WEB APIによってクラウドサーバーと通信します。
IPアドレスWEB APIはサーバー間通信を想定しているため、APサーバーは固定グローバルIPアドレスが必須です。
送受信@WEB APIでは、HTTPSによるGETもしくはPOSTによってデータを送信します。
送受信Aクラウドサーバーはコントロールパネルで登録したIPアドレスのAPサーバーからのみデータを受信する。
送受信Bデバイスコントローラーから送信されたデータは、コントロールパネルで登録したAPのURLに対してデータ内容をPOSTします。
非再送APがデータを受け取れない場合、クラウドサーバーは再送しません。
※再送が必要な場合はAPで対応。

◆標準アプリケーション・・アプリ開発不要ですぐに使えます。

カメラ撮影アプリ・・暗視対応(赤外線カメラ)も可能

[カメラアプリ]


カメラ撮影アプリ仕様
アプリケーションM2MSTREAMコントロールパネルからカメラ画像を確認できます。
最新画像表示デバイスコントローラーに接続されたカメラ毎に最新画像を表示します。
画像サイズ幅:640px、高さ:480px
表示枚数ブラウザ幅が1280pxの場合、横3列で最大9枚の画像を一覧表示します。
画像保存デバイスコントローラー毎に10Mバイトまでの画像を保存可能で、10Mバイトを越えると古い画像から順番に削除します。
手動撮影「最新画像」ボタンをクリックすることで、任意のタイミングで手動撮影が可能です。
自動撮影自動撮影の間隔は、「5分・10分・30分・60分」より選択可能。
画質選択「低画質・中画質・高画質」より選択可能。
※低画質の画像ほど保存可能枚数は増えます。
検索・デバイスコントローラー・コードまたはデバイスコントローラー名の部分検索が可能。
・日付と時刻により過去画像の検索が可能。

◆センサー

ユーザーの用途に応じて、センサーデバイスを製作します。IoTビジネスパートナー向けに開示する、M2MSTREAM公開情報(詳細仕様)を基に、本サービスに接続可能なセンサーデバイスを独自に製作して頂くことも可能です。

2. 特長 - デバイスからクラウドまで一気通貫でサポート

[IoTクラウド特長]


@双方向通信による遠隔操作
オリジナルプロトコルにより、双方向通信を実現し、ホストコンピュータ側から機器を遠隔操作することが可能です。最大の特長は、「専用回線」「グローバルIPアドレス」「固定IPアドレス」「ポートフォワード」「ダイナミックDNS(Dynamic Domain Name System)」といった付加サービスが不要である点です。ユーザーはSIMを搭載するデバイスに独自のDNSサーバーを指定する必要がありません。

Aセキュリティ
昨今、IoT機器へのサイバー攻撃が問題視されています。当社システムにおいては、第三者が外部からアクセスできるポートが一切開いていません。デバイスコントローラー自体にファイアウォール機能が標準搭載されており、また、通信データをカプセル化する際に暗号化することで、不正アクセスや情報漏えいに対してセキュリティ対策を講じています。
【参考情報】
  IoT機器へのサイバー攻撃、国内で増加が顕著に 2015年12月16日

B接続容易性
操作したい機器に当社製「デバイスコントローラー」を接続するだけでネットワークにつながり、IPアドレスなどを意識せず、IoT化することが可能です。

C低コスト
IoTプラットフォームの構築は、ハード、WEB、インターネット全てを一気通貫した社内開発体制により実現しており、 また、通信は、格安プランによりランニングコストを低減化することが可能です。 更に、国際ローミングプランの場合、従来、国別に管理していた通信回線を一元管理できるようになり、ワールドワイドの回線監視に関わるシステム開発・管理コストを削減することができます。

>>パンフレットを PDFで見る

3. 分野別クラウドサービス

[気象環境] [工場設備] [設備保全保守]



[グリッドリンク株式会社]
[グリッドリンクへの問合せ]